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国産圧延ローラー復活・その3

国産圧延ローラー復活・その3

ロール研磨の第3弾、

ご覧いただいているロールは研磨前と研磨後の状態です。
溝付きの場合は溝の研磨は焼き入れ深度が浅いため研磨は不可能です。
ロール研磨は中央部のヘタリは2本ともほぼ同じですので、一番深い傷や錆深度が深い方を最初に研磨します。
研磨する厚みは皆さんが思っているよりもかなり少なくて1/10mm程度です。
ですから研磨後も焼入れの硬さは購入時と変わらないのです、何回も研磨可能です。
片側の研磨が終了したら直径が同じになる様に1/1000mm単位でもう片方を研磨します。
途中で研磨状態が良くても同じになるまで研磨します、これは圧延したときに地金が曲がらなくするためです。
また、表面の仕上げは鏡面にはせず地金がスリップせずに引き込むギリギリの面精度にします。
現在の円筒研磨機が超高性能であるため、購入時よりも芯ブレ精度や面精度は上がると思います。
次回は実際にロール研磨を依頼するためにはどうしたらよいのかをお話しします。
では次回に続きます、

2020-02-19 14:21:16

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